無宗派でおこなう葬儀

宗教に入信している人なら別ですが、無宗教であれば、葬儀に宗教関係者を呼ぶ必要はありません。墓地の関係で呼ばざるを得ない場合を除き、呼ばない葬儀は増えています。戒名も、家族でつけたほうがいいと気づき始めた人は少なくありません。子供の名前もそうですが、見知らぬ誰かにつけてもらうという選択も、当然あるでしょう。しかし、かなりの金額を支払って外部に委託する価値があるかどうかを判断するのは遺族です。以前と違って、自由に自分なりの判断をすることができます。だんだんと、家族につけてもらったほうがありがたいと感じる人も増えて行くでしょう。それと同様、葬儀の形式も自由です。故人の好きだった音楽を流したりする形式も、増えています。無宗教だった故人が、縁もゆかりもなかった宗教関係者が呼ばれることを必ずしも喜ぶとは限りません。特に、遺言がある場合は、故人の遺志を尊重するのが望まれます。葬式不要、戒名不要という遺言もあるわけで、そうした遺志は尊重されるべきでしょう。